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どうもNISHIRAです。だいぶ間が空いてしまいましたが2回目の投稿です。

というのも先日、自分自身の結婚式がありまして…それの準備に追われ他のことに手がつけられなかったのもので...。



で、結婚式用のVTRも自分で作成したのですが、今回はその結婚式VTRについての記事を書いていこうと思います。

手作りでVTRを作ろうと思っている方の参考になれば嬉しいです。



まずはコンセプトとイメージを


結婚式VTRといっても色々なパターンや雰囲気のものがあります。

式のイメージに合うようなものでないとVTRだけ浮いたものになってしまうので、そこは自身のパートナーとよく話し合いましょう。


僕らの場合はアットホームでナチュラルな式にしたかったので、VTRもそれに合わせて、


・柔らかい雰囲気

・フィルムっぽい質感
・ハートフル
・甘くなり過ぎない

など、イメージを箇条書きにして組み立てていきました。



イメージを探そう!


ある程度作りたいイメージが決まったら、それに合わせて参考になりそうな動画を物色!


ネットには様々な結婚式VTRがアップされているので、自分達のイメージに合うような動画を探して参考にしましょう!


その他にもミュージックビデオやバラエティー番組などを参考にしても良し!

僕達はこちらのミュージックビデオを参考にしました。
パッと見でイメージを植え付けなきゃいけないミュージックビデオなんかはイメージを作る上でかなり参考になります

なぜVTRのイメージをこんなにも大事にするか


手作りのムービーでよく見るのが、とりあえず写真並べてスライドショーしてみました  とかとりあえず面白そうだからコマ撮りしてみました   とか。

そういうのが多いんですけど、そういうのってどこかやっつけに見えたり印象に残らなかったり...せっかく頑張ったのにそれも勿体ないと思うんです。

イメージやコンセプトがしっかりしてると、式の一部としてしっかり入り込めるし印象が強くなる。

そしてVTRのゴールが見えやすくなるのでどうしようと悩むことも減って作りやすくなります!

なのでイメージやコンセプト付はしっかりやるのがオススメですよ。

重要なのは写真選びと文字の読みやすさ


イメージが固まったら早速作っていきましょう!

まず手こずるのが写真!


昔のアルバムを見ると懐かしさと楽しさとでついつい選び過ぎてしまう事態に...。

ムービーの時間制限がなければいくらでも長いのが作れるから気にしなくてもいいのですが、式の段取りに合わせて時間の制約はあるのが普通です。

これまでの経験上、多くの写真を無理矢理押し込もうとするとどうしても一枚一枚の写真の見せる時間が減ったり同時に何枚も出したりで、とても見にくくなってしまうので、できるだけシンプルに、各写真をじっくり見せる作りにするのがベストです!


文字テロップはムダを省きシンプルに!


写真を並べいい塩梅にまとめ終えたら今度は文字テロップです。
文字に関してはこれだけ!


見易く適切な長さで!


これにつきます。ホント。

色々説明したくて長くなりがちなんですが、できるだけ無駄を省き、分けられる情報は分けて一文だけに詰め込まないようにするのがポイントです。


例えば、年齢や場所などの情報は分けて画面の隅にフォントや色を変えて配置。写真の最低限の情報だけ画面下に、といった具合です。


写ってる人数が多くて本人がどれかわからないなんて時は矢印テロップとかをつけてあげると親切ですよ!




ざっくりと説明してきましたが以上が結婚式VTRのコツです!
今回は合わせてエンドロールも作りました。
ウェルカムムービーで撮影したオフショットやNGシーンを使ってみました。
甘くなり過ぎない爽やかな感じのVTRになりまして、もしVTR用に動画撮影した場合は使わなかったシーンやNGシーンはこういう場面で使えますよ!

以上!結婚式VTR作るコツでした!

初ブログの第一弾。どうもNISHIRAです。


ここでは僕が手掛けたMVの解説や裏話みたいのを、ツラツラと書いていこうかと思います。


新たなバンドの未来を感じる作品に。

これは2016年の夏に撮影したMVです。撮影対象となったのは、Scenery you're(シーナリーユーアー)というバンド。曲名は"マイセルフ"


前身バンドであるhanot(アノー)がメンバーを入れ替え、新たなバンドとしてスタートを切った、記念すべき最初のMVです。


hanotの頃にもMVを何本か手掛けていたので、そのご縁で作ることになったMVです。

新たなバンドの船出、そしてアップテンポで耳心地のいい前向きな曲の印象があったのもあり、バンドの未来を感じられる作品にしたいと考えていました。


メンバーとの打ち合わせでは、絵力がありインパクトのあるビデオにしよう、といった具合に。

しかし、キレイで繊細な曲でもある為、そのバランスをうまく考えなければ、MVとして成立はしません。


繊細かつ、インパクトのある作品に。


この点に特に気を使った作品となりました。


少し難のあったスタジオに…。


撮影は、江東区にある某白ホリスタジオ。

オーナーらしきおじさんが迎えてくれたのですが…スタッフさんがこのおじさん以外見当たらない。

話を聞くと映画監督をする傍ら撮影スタジオを経営してるのだとか。


最初は親切に機材のことを教えてくれたり、このスタジオでの撮影例みたいのを教えてくれたり、撮影のアドバイスを色々ともらっていました。これは正直にありがたかったです。

ただ…そのうち撮影のワンカットワンカットに口出しをしてくるように…。

う〜ん…やりづらい。


まぁスタジオを使わせてもらってる立場ですし、ある程度は言うことを聞かないといけないのはわかります。


ただ…自分の求めてる絵が自由に撮りづらいのは確か。


ある程度のとこで突っぱねれば良かったのですが、僕の技術的な面で隙があったように思います。これは本当に反省…。


多彩な撮影とグラフィックを重視

さて、話しを撮影に戻します…。


撮影は一眼2台でカメラマン2人で撮影。

構図などの構成は特に決めずにとにかく曲で角度や撮影方法等を変えたカットを重ねていきました。


今回撮影でやりたかったのは


プロジェクターでCGグラフィックを投射しメンバーを照らすこと。


白ホリとの絵の差をつけたかったので、この方法を選びました。


時間にして計6時間。全撮影終了。


(ここからまたちょっとした愚痴になってしまうのですが)


すぐ帰れると思ったらオーナーのおじさんが僕らに自分の映画の自慢話をし始め、芸能界はあーだこーだと話した挙句、俺にバンドをプロデュースさせろと言わんばかりの内容に…。


とにかく吐く言葉一字一句全てが胡散臭く感じたのでした。


まぁ、このおじさんの愚痴はこれくらいにして。世の中こんな人もいるんだと社会勉強になりましたよ。

人の見極めは、しっかりしないといけませんね…。


荒くも挑戦的な作品に仕上がった。


編集面の話をしますとこのMV、最初はモノクロで始まり、徐々に色が付いていく流れになっています。


これは、マイセルフという曲名を表現するの為に施した方法です。


メンバーの要望も反映しての表現でしたし、自分達の力で世界に色を付けていく、未来を感じるにはいい表現だと思います。


iPhoneのスローカメラを使ってみたり、MVにCGグラフィックを使ってみたり、PJで投射してみたり…。

技術的に荒い面も多いのですが、色んな挑戦をした意欲作になったと、振り返るとそう思う訳です。


では、最初のブログはこんなところで。